中古一戸建て市場動向

2019-04-18 17:56 admin
【12月の地域別中古一戸建て価格】
  12月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+0.9%の3,618万円と反転上昇しました。
都県別では、東京都は+1.8%の5,793万円と5ヵ月連続上昇。神奈川県は-1.0%の3,816万円と連続下落しました。千葉県は+2.1%の2,168万円と連続上昇しました。埼玉県は+5.2%の2,475万円と反転上昇となりました。首都圏では、前月弱含んだ埼玉県が大きく回復したのに加え千葉県は連続して上昇し、東京都は反転上昇しました。全体的には首都圏は安定基調と見られます。

近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比-4.3%の2,537万円と3ヵ月ぶりに下落に転じました。
主要府県で見ると、大阪府は-5.0%の2,588万円と2ヵ月連続下落。兵庫県は-4.5%の2,632万円と反転下落しました。京都府は-7.4%の3,401万円と大きく反転下落しました。
近畿主要3府県では、いずれの府県も明確に下落傾向を示しており、特に大阪府では2ヵ月連続下落で価格水準も2018年7月の頃に戻っています。
愛知県の平均価格は+14.7%と大きく上昇して3,044万円と反転しました。
中部圏(4県)全体では+7.5%の2,337万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。

福岡県の平均価格は+8.0%の2,179万円と4ヵ月連続上昇となりました。前年同月比は+24.4%と、前年比較では25%近く上昇したことになります。
中古一戸建て市場動向

中古一戸建て市場動向

【12月の主要都市別中古一戸建て価格】
  東京23区は前月比-3.3%の8,836万円と反転下落しました。都下は+7.6%の4,172万円で反転上昇しました。横浜市は-2.9%の4,421万円と反転下落。川崎市は+2.4%の4,299万円と反転上昇しました。相模原市は-4.4%の3,246万円と反転下落しました。千葉市は+14.5%の2,500万円と3ヵ月ぶりに大きく反転上昇となりました。さいたま市は+16.8%の3,482万円と大きく反転上昇となりました。
首都圏の主要都市は都下、川崎市、千葉市、さいたま市では明らかな上昇傾向で、東京23区、横浜市、相模原市では弱含みました。
大阪市は+23.3%の4,270万円と3ヵ月ぶりに大きく反転上昇して、5ヵ月ぶりに4,000万円台に乗せました。堺市では-0.9%の2,876万円と反転下落し、神戸市は+4.0%の2,910万円と反転上昇しました。京都市は+2.2%の5,199万円と反転上昇し、3ヵ月連続で5,000万円台を維持しました。
近畿圏主要都市は堺市のみ下落しました。
名古屋市は+24.9%の4,129万円と前月の大幅下落の反動が出て大きく反転上昇しました。
福岡市は+7.2%の3,406万円と2ヵ月連続上昇しています。


中古一戸建て市場動向
                                                                                      ※東京カンテイよりデータ一部抜粋




新築一戸建て市場動向
【12月の地域別新築一戸建て価格】
12月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-2.5%の4,095万円と5ヵ月ぶりに下落に転じました。価格は2ヵ月連続で4,000万円台を維持しています。東京都は-3.1%の4,983万円と5ヵ月ぶりに反転下落。東京都の平均価格は5,000万円を維持できませんでした。神奈川県は-0.9%の4,388万円と4ヵ月ぶりに反転下落しました。千葉県は-1.0%の3,123万円と3ヵ月ぶりの反転下落しました。埼玉県は-1.8%の3,408万円と3ヵ月ぶりに下落に転じました。首都圏は前月まで2ヵ月連続で全都県上昇していましたが12月は反転下落しました。

近畿圏(2府4県)の価格は-2.2%の3,078万円と3ヵ月ぶりに下落に転じました。
府県別では大阪府が-2.2%の3,363万円と4ヵ月ぶりに反転下落となりました。兵庫県は-1.4%の3,161万円と3ヵ月ぶりに反転下落。京都府は-5.9%の3,377万円とこちらも3ヵ月ぶりに反転下落。近畿圏主要3府県では11月までいずれも2ヵ月連続で上昇していましたが12月は一転弱含み、3府県ともに下落傾向となりました。

愛知県の平均価格は+0.5%の3,220万円と4ヵ月ぶりに上昇に転じました。
前年同月比でも+1.9%と上昇に振れました。中部圏(4県)全体でも+0.5%の3,025万円と4ヵ月ぶりに反転上昇。三大都市圏では唯一の上昇傾向になりました。

福岡県は-0.7%の2,960万円と3ヵ月ぶりに反転下落しています。

中古一戸建て市場動向

【12月の主要都市別新築一戸建て価格】

東京23区は前月比-1.7%の7,135万円と5ヵ月ぶりに反転下落しました。都下は-3.1%の4,427万円と3ヵ月ぶりの反転下落しました。横浜市は-0.6%の4,844万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました川崎市では+1.9%の4,783万円と3ヵ月連続上昇となりました。
大都市圏では川崎市以外は下落傾向になりました。

相模原市は+0.7%の3,800万円と5ヵ月連続上昇。千葉市は-3.7%の3,150万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。さいたま市は-4.0%の3,847万円と3ヵ月ぶりの反転下落しました。
首都圏郊外都市は相模原市のみ上昇しています。
大阪市は+1.3%の4,041万円と2ヵ月連続上昇。堺市は+1.3%の3,305万円と3ヵ月連続上昇。神戸市は-4.3%の3,382万円と3ヵ月ぶりの反転下落しました。京都市は-5.6%の4,112万円と3ヵ月ぶりの反転下落しました。
近畿圏主要都市では、大阪府の2市のみ上昇しました。

名古屋市は-2.6%の3,645万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。前年同月比では-5.7%と依然マイナス水準が継続しました。
福岡市は-2.9%の3,417万円と3ヵ月ぶりに下落。前年同月比は+0.4%とかろうじてプラスに振れています。
名古屋市、福岡市ともに反転下落傾向になりました。

中古一戸建て市場動向
                                                                                     ※東京カンテイよりデータ一部抜粋